パワポを使って高解像度figureを作成する

前回(figure作成における大きさと解像度)の続き。 figure作成のツールとして何を使うかは人それぞれかと思います。私はmacを使っていますが、基本的にはpixel matorというソフトを中心に作成しています。ただ、フローチャートを書く際はPower Point(パワポ)の方が何かと楽だと感じることがあるので、パワポを利用しています。なので、個人的には、パワポで作成した図を、そのままパワポの「ファイル->画像として保存」コマンドで保存してfigureファイルを作成できれば一番楽チンなのですが、デフォルトの設定だと画質が悪くなってしまいます・・・。

ということで、今回は、パワポで作った図を綺麗な画像ファイル(jpegやtiffなど)に変換する方法をまとめました。


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パワポの「画像として保存」は低解像度

論文雑誌の投稿規定を見ていると、figureについては600dpi以上、などの高解像度で、tifやjpegなどのファイル形式を指定されています。しかし、普通にパワポスライドをデフォルトで画像として保存すると、非常に低解像度になってしまいます。見栄えが悪くなるだけでなく、単純に規定を満たさない解像度のため、リジェクトされてしまう可能性も高いと思います。この低解像度は、パワポのシステムで画像のエクスポートは96dpiと固定されているためです。

(a)パワポから「画像として保存」して作成した画像
0003_1.jpg
(b)画像として保存し、拡大すると滲む(解像度が低い画像)
0003_2.jpg
(c)パワポ上で拡大しても綺麗なのに(文書ファイルなので)
0003_3.jpg


画像として保存する際の解像度を変更することは可能ですが、レジストリをいじることになるので、私はいやです。

なので、多少手間ですが、代替案としてpdfを経由する方法を使っています。

パワポをpdf経由で高解像度tifに変換

pptファイルは、メニューバーの「ファイル->名前をつけて保存」から、pdfファイルで保存することができます。こうして作ったpdfファイルを開いてみると、「画像として保存」で作ったものと比べて圧倒的に文字が滑らかに美しくなっています(この時点ではpdfは画像ではなく文書ファイルなので)。

さらにこのpdfファイルを、mac標準ソフトの「プレビュー」で開いてみましょう。

このプレビューは実はかなりの優れもので、メニューバーの「ファイル->書き出す」を実行すると、pdfでもtifをはじめ、各画像ファイルに変換してくれます。その際に、解像度を何dpiにするかも指定できるのです。

こうしてできたtifファイルを、私はpixel matorに読み込んで、最後の仕上げをし、figureを作成しています。

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まとめ

0003_4.jpg
ちなみにこの画像は、この方法で100dpiに設定して作成しました。デフォルトの96dpiと大差ないはずですが、「画像として保存」したものより綺麗に見えているように思います。


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