Wordの用紙の向きを途中で変更する

論文を投稿する際、Wordの原稿中にテーブルを挿入するよう指定されることが多いと思います。原稿そのものは用紙を縦に設定して書きますが、縦の用紙だと横幅が短すぎて、横長のテーブルが収まらないことがあります。そのような時は、テーブルを挿入するページのみ用紙を横に設定する必要があります。
0008_1.jpg
このように途中のページだけ用紙を横に設定し、
その後また元の縦に設定し直す必要が出てくる。


このためにすることは2つだけ、
  1. セクションを分割する
  2. 印刷の向きを変更する

です。

1. セクションを分割する


用紙の向きを変更したい位置にカーソルを合わせ、
0008_2.jpg

「レイアウト」タブから「区切り」をクリックし、出てくるメニューの中の「セクション区切り」の「現在の位置から開始」をクリックします。
0008_3.jpg

この時点では見た目は何も変わりません。

2. 印刷の向きを変更する


カーソルの位置はそのまま変えず、「レイアウト」タブから「印刷の向き」をクリックし、出てくるメニューの中の「横」をクリックします。
0008_4.jpg

すると、次のように2ページ目から横向き設定に変わります。
0008_5.jpg

これと同様の作業で、また縦書きに戻して、テーブル挿入後の原稿を続ければ良い訳です。

テーブルのフォント


用紙を横にしても、テーブルの横幅がなかなか入りきらないことがあります。その際に、フォントを調整するのも一つの手です。

SerifフォントであればTimesもしくはTimes New Romanが幅が狭いようです。

原稿本文のフォントサイズは11 pt以上にすべきだそうですが、テーブルの場合は10 ptまではOKfont>というのを聞いたこともあります。しかしそれより小さいのはさすがに厳しいようです。

テーブルの横幅をうまくページに収めるには、テーブル内容の記述を工夫するのがやはり大事ですね。
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