表の脚注—脚注記号の入力など

普段論文のtableで何気なく見ている脚注の記号ですが、
いろいろと規則があることを今更知りました。
International Committee of Medical Journal Editorsの規定により、
*,†,‡,§,||,¶,**,††,‡‡
の順番に使用すること、とのことです。

しかし、*以外の入力方法がわからなかったのでまとめ。
*macでの入力方法です。

脚注記号の順番、入力方法


順番記号入力方法
1*「Shift」 + 「:」
2「Option」 + 「T」
3「Option」 + 「Shift」 + 「7」
4§「Option」 + 「6」
5||「Shift」 + 「¥」 を2回
6「Option」 + 「7」

以降は順番に同じ記号を2つ繰り返して使用するようです。

表中の脚注記号をふる順序


一つの中で脚注記号を複数添える場合、表中の位置によって優先順位が決まるようです。
具体的には、

  1. 上の行から下の行へ
  2. 同じ行なら左から右へ

という一般的な横書き文書を読む動線の順序とのこと。

Wordの脚注の挿入


Wordにはメニューバーの「挿入→脚注」から脚注記号を挿入することが可能です。
表の脚注に使用するにはやや自由度が低いので、この機能を使いはしませんが、試しに繰り返し脚注記号を挿入したところ・・・

*, †, ‡, §, **, ††, ‡‡, §§, ***, †††, ‡‡‡, §§§, ****, …

という規則になっており、||と¶が飛ばされる仕様になっていました。

日本語を変換すると?


†はダガー、‡はダブルダガー、§はセクション、¶はパラグラフとそれぞれ読み、
‡以外は日本語入力で読みをそのまま変換すれば出てきます。
見た目は同じに見え、多分大丈夫だとは思うのですが、
もしかしたら文字コード上違うかもしれません??

省略記号の説明


ちなみに、表中で使用している複数の省略記号を脚注で説明する場合は、

MRI, magnetic resonance imaging; PET, positron emission tomography.

のように、,と;を使い分けるようです。
これは、,の方が;より文をきる力が弱いからとのこと。
日常的に
MRI: magnetic resonance imaging
的な使い方をするので、よく間違えてしまいますが・・・。


参考文献


http://www.icmje.org/
http://www.tokyo-med.ac.jp/dimc/UR/ur15.html
http://www.toukoukitei.net/i4aURM5.html#2-15


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