howeverとbut-長い複文を分割して分かりやすくする-
最近知人と話題になった話のひとつに、howeverとbutの違いというものがあります。howeverとbutはどちらも「しかし」というニュアンスで、一見違いがないようにおもいますが、決定的な違いがあります。英語で論文を書く際にもその違いを理解しておくことは必要です。さらにこの違いをきちんと認識し、howeverを積極的に使うようになると、長い複文を短くて分かりやすい文章に分割するきっかけになるかもしれません。その異なる点をいくつかの視点でみていきます。
目次
そもそも品詞がちがう
会話か、文章か
howeverを文の途中に持ってくる
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そもそも品詞がちがう
まず、howeverとbutは品詞が違うことを念頭におくことが重要です。それを理解しておけば基本的な使い方の違いが理解できます。
however副詞
but接続詞
howeverとbutの使い分けが難しいと感じている方の多くは、この違いを見ただけでああそうか、となるのではないでしょうか。つまり、butは接続詞のため、節と節をつないで複文を作ることができるが、howeverは副詞なので、節と節をつなぐことはできない、ということです。
ではhoweverは何に対して「しかしながら」なのかというと、howeverの1つ前の文章になります。
butの使い方
正I like sushi but …