【ぼっちJC】The nature of postural tremor in Parkinson disease. Neurology. 2018

そういえば、このブログは院生時代に始めたのですが、いつのまにか院生を卒業し、4月からただの臨床医として働き始めました。今までと違い、周りの人達と抄読会をすることもなくなったので、時々一人で気になる論文を読んでます。一人ジャーナルクラブ、ぼっちJCデス。 それはさておき、先日、メールをパラパラと見ていたら、とても気になる論文タイトルが目に入りました。 The nature of p…

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NEJMの研修医の研修プログラムに関するRCT:ブラック研修を揶揄してる??

メールに紛れ込んでいた論文情報の中で、興味をひいたタイトルの論文があったので、とりあえずabstractだけ読んで見ました。タイトルは Education Outcomes in a Duty-Hour Flexibility Trial in Internal Medicine. 内科における勤務時間柔軟性試験における教育の結果、とでも訳せばいいでしょうか。天下のThe New E…

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高校数学で語るp値(後編)

前回に引き続き、高校数学でかたるp値後編。今回はp値の注意点と効果量についてがテーマです。 前編の例のおさらい サンプルサイズと検出力 p値の注意点と効果量 サンプルサイズ設計 前編の例のおさらい 後編の本題に移る前に、前編の例を再掲しておきます。 イカサマコイン例1あるコインを10回投げたところ、表が2回、裏が8…

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高校数学で語るp値(前編)

昔、高校生からp値ってなに?と聞かれたことがあり、その時に話したことを修士の大学院生に説明すると、意外と受けがいいことがあるので、そろそろ高校数学を忘れている自分の備忘録として(笑) 帰無仮説と対立仮説 p値は帰無仮説下でその出来事(+よりレアなこと)が起こる確率 高校数学で語るp値-このコインはイカサマコインか? 帰無仮説と対立仮説 医…

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アメリカ予算失効とpubmed

すごく久しぶりに投稿します。 研究で忙しかったのは自分にとって良いことですが、少しさみしかったです。 とはいえ、今日の投稿はほとんど中身がなく、珍しい状況に出くわしたので、記録としての投稿です。 まずは、今回出くわした珍しい状況の前提にある、世界情勢についてです。 アメリカ政府機関:予算失効で4年ぶりに閉鎖 アメリカの予算が議会の期間中に決められず、失効した影響で、アメ…

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進行性核上性麻痺(PSP)の新診断基準2017

2017年になり、レビー小体型認知症(DLB)の国際診断基準第3版が発表されたのは各方面でよくアナウンスされていますが、パーキンソン関連疾患である進行性核上性麻痺(PSP)の診断基準も実は2017年に入り、新たに発表されているのは、あまり耳にすることはありません。有病率の違いのせいなのでしょうが、パーキンソン症候群を伴う認知症性疾患として、DLBとの鑑別疾患として挙がる病気として重要な病気です。…

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レム睡眠行動異常症(RBD)の認知症診療における重要性-DLB診断基準改訂を受けて

先日、新しいレビー小体型認知症(DLB)の診断基準が発表されたことを書きました。その中で、レム睡眠行動異常症(REM sleep behavior disorder: RBD)が中核的特徴の一つに繰り上がったことを紹介しました。今回はそんなRBDについて、認知症診療においてどのようなことに注意すべきか紹介します。RBDとは?:レム期に認めるパラソムニアRBDは、多くは恐怖などの強い情動を伴うよう…

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レビー小体型認知症(DLB)の新診断基準

先週、レビー小体型認知症(Dementia with Lewy bodies: DLB)の新たな診断基準・治療ガイドラインがNeurology誌より発表されました。McKeith IG, et al. Diagnosis and management of dementia with Lewy bodies: Fourth consensus report of the DLB Consorti…

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サイコろまんちか-漫画で触れる心理学

心理学は非常に面白い分野だと思って関わっているのですが、一般的に心理学の本は、薄っぺら過ぎて胡散臭い本と、重厚過ぎてとっつきにくい本、マニアックすぎて読んでいるうちに興味が薄れる本が多く存在するように思います。簡潔で分かりやすく、しかし内容がある程度しっかりしており、幅広い内容をカバーしている書籍という初心者に優しい設計の本としては、池谷裕二先生の著作があげられるかと思います。例えば、最近の著作…

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英会話学習に見る言語習得の過程

前回、私の英会話の勉強過程は、 1. 単語レベルでの聞き取り、復唱 2. 短文レベルでの聞き取り、復唱 3. パラグラフレベルでの聞き取り(、復唱) を繰り返し行ってきた、と言いました。これ、よく考えてみたら、神経心理学的に言えば、語レベル、短文レベルと難易度を上げながら、聴覚的理解、言語性short term memory(STM)、発話を鍛えて行っ…

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